4スタンス理論
4スタンス理論について
ヒトの身体の動かし方はみな同じではないようです。
例えば、ある先生は「卵を持つように手を丸くしなさい」、一方で別の先生は「指の付け根から動かしなさい」など、先生によって言うことが違うという経験はありませんか?
或いは、合う先生、合わない先生がいたという経験があるかも知れません。
先生の言うことを一生懸命やってみてもうまくいかない、むしろやりづらい、違和感があるなどは、身体が危険信号を出しているかも知れません。
ごく一例ですが、管楽器でよく言われる「おへその下の丹田を意識して」とか「背中に息を入れなさい」なども、タイプによっては容易にイメージできる人もいれば、何を言っているのかさっぱり分からないという人も中にはいるのです。
それはなぜか?
ヒトの身体特性は血液型と同じように4種類存在し、誰でも生まれつき4つのタイプに分かれているそうです。
それぞれタイプによって、同じ動作でも身体の形の見え方や動かす部位の順序なども違います。だからこそその人らしい個性が出てくるのです。
スポーツ身体理論として有名になった4スタンス理論ですが、私は音楽にも大変有効だと思っています。
ヒトが二足歩行で地球の重力に抗って生活するためには大事な身体の約束事があります。
この約束事を多くの音楽家が意識せずに、指を回すことや小手先のことに一生懸命になっているようです。プロの音楽家でさえもです。
スポーツ選手は少なからず身体の色んなことに注意を払っている反面、同じく身体を使う音楽家はそこが疎かになっている気がしてなりません。
この理論に則っていけば自ずと楽に演奏する事ができ、故障やスランプも未然に防げると確信しています。
また指導する側としてはこの理論を知ることで、生徒は自分と同じとは限らないということを認識した上で言葉がけできるはずです。
実はそれだけでなく、音色や音楽性、感性、演奏傾向までもがタイプに由来しているとしたら?
今まで正しいと言われていたメソッドや伝統的な参考書の言うことまでもが覆されるかも知れません。
音楽家のマスター級トレーナーとして私が出来ること、それは身体の使い方のみならず、その人の音楽的魅力を最大限に引き出す事だと思っています。
私はこの理論を知ることにより、演奏面でも精神的にも大変救われました。
まだまだ奥深く可能性のあるこの4スタンス理論を、レッシュマスター級トレーナーとして、音楽家の立場で様々な視点から考察、研究しています。
タイプチェック、プライベートでレッスン、グループレッスン、セミナー依頼、その他ご相談、お問い合わせフォームからご連絡ください♪
音楽家のための4スタンス理論セミナー
年に数回音楽家の皆さんを対象としたセミナーも企画しております。
過去には講師としてマスター級トレーナーの先生方を始め廣戸道場から二串先生、レッシュの副代表の三室先生にもお越しいただきました。
直近のセミナーは東京フィルハーモニーの斎藤和志さんと私とで音楽家のマスター級トレーナーによるセミナーを開催し、身体だけでなく、私たちにしかできない音楽感、演奏傾向などへのアプローチもお伝えしました。
前回のセミナーの様子はこちらをクリックしてください↓
4スタンス理論勉強会(毎月開催)
音楽家を対象とした4スタンス勉強会を大阪で月に一度しております。楽器を使っての個人レッスン、グループレッスン、セルフ整体と言われているリポーズレッスンで身体の歪みを取る時間もございます。
お陰様で毎月ご新規・常連さん、全国各地からご参加いただきまして、ありがたいことにいつも満員になります。
時間帯にご希望がある方はお早めのご予約お勧めします☆
初めての方にはタイプチェックもさせていただきますので興味のある方はお問い合わせフォームからどうぞ。
2020年10月の4スタンス勉強会は19日(月)です。
お問い合わせフォームにてご連絡ください。
2020年9月の4スタンス勉強会は16日です。
個人レッスン、リポーズトレーニングまだ少し空きがあります。
お問い合わせフォームにてご連絡ください。